魅力的な作家さん
森博嗣さんという作家を知っていますか。
名前を見かけたことがある人もいると思います。
代表作は「すべてがFになる」です。
何年か前に、ドラマ化やアニメ化されました。
ストーリーはとっても面白かったのですが、理解するのが難しかった記憶があります。
(それは私がまだ幼かったからかもしれませんが)
最近、森博嗣さんについて調べてみたのですがかなりすごい人だと分かったので紹介させていただきます。
まず森博嗣さんは大学教授という経歴を持っていて、現在は工学博士としても活躍されているそうです。
どおりであれほど専門知識を要した、ミステリィ小説が書けるのだなあと思いました。
次に驚いたのは、執筆スピードがとても速いということです。
現在の著書は300冊以上あるそうです。
言われてみれば、本屋の新刊コーナーに行くと大体森さんの新刊が置いてありました。
いったいどんなスピードで本を書いているんでしょうか。
300冊の著書があったらどの本から読めばいいのか選ぶのが大変そうですよね。
森さんの著書の特徴はシリーズ物が多いことです。
例えば、S&Mシリーズ
大学教授の犀川創平とその学生である西之園萌絵が様々な事件に巻き込まれる理系 ミステリー
すべてがFになるはS&Mシリーズの一作目です。
スカイ・クロラシリーズ
戦闘機のパイロットとして人を殺すことを仕事にしている子供たちにとっての日常
を綴った寓話
所々に挟まれる詩が印象的でした。
森博嗣さんの本を読んでみたいと思った人は、まずシリーズについて調べてみるといいかもしれません。
(余談ですが、図書館でシリーズ物の本が途中までしか置いていない時ってありませんか。
次の話が気になるのに、続きが読めない。
そういう経験を何度かしたことがあります。
逆に誰にも読まれないであろう本のシリーズが全部そろっているときもありますよね。
ちなみにうちの高校の図書館はS&Mシリーズが全部そろってたような気がします。
どれも新品同然でしたが。)
これはつい先日知ったことなのですが、森さんは本のアイデア帳を持っていないそうです。
あのストーリーはすべて頭の中だけで構成されているのだと思うととても恐ろしいです。
森博嗣さんに魅力を感じた方はぜひぜひ読んでみてください。
また私自身、森さんはすごい人だと理解しているのですが
著書が難しそうなイメージがあって「すべてがFになる」と「スカイ・クロラ」しか読んだことがありません。
森博嗣さんのここが好き、この本がおすすめなどあれば教えていただきたいです。