私が読書をするようになったわけ
私がかっこいいと思う人は、本をたくさん読む人です。
誰かに羨ましがられるわけでも褒められるわけでもないのに、時間さえあれば本を読む人はとてもかっこいいです。
例えば高校の時の先輩。
(余談ですが高校の時という発言は、発言者が高校生ではないことを暗示しているのってすごいと思いませんか。)
その先輩は、一年間に図書館から200冊以上の本を借りる人でした。
いつ、どんな時に本を読んでいたんだろう、何を基準に本を読んでいたんだろうといつも気になっていました。
その先輩とは部活が同じで、結構仲良くしていただいたのですがそれらの疑問を聞くことはできませんでした。
今もどこかの図書館に毎日訪れては司書さんを驚かせているんだろうなあ、と思います。
もう一人はFさんという作家さん。
(略称ではなく、正式名称です。)
Fさんは今まで数万冊の本を読んだとどこかで言っていたような気がします。
数万冊の本を読むという経験をすると、世の中に存在する本の多くは面白くないと気がつくそうです。
それほど多くの本を読むという経験をすると世界はどんな風に見えるのか、すごく気になります。
この二人の影響で私は積極的に本を読むようになりました。
本を読むだけで自分もそんなかっこいい人になれるのではないかと思ったからです。
いつか、憧れの彼らのようになれたら良いなと思います。