みおのブログ

大学生。読書と情報を検索することが好き。

自称 知人の中で一番ノリが悪い女みお

昨日、キングダムという映画を見ました。

巷で話題になっていたので、内容が気になっていました。

 

 

見終わった後の感想

・人がたくさん死にすぎて怖かった。

・なぜ河了貂は戦場でほぼ無傷だったのか。

の二つです。

 

 

春秋戦国時代の物語ということで、

人が殺されるのは当然なんでしょうけど

それを目の当たりにするととにかく恐ろしかったですね。

 

歴史は一人の死を重要視しないという話を聞いたことがありましたが

本当にそうなんだなと思いました。

 

王の機嫌次第で、首が飛ぶシーンもあれば

そこで殺してしまわないんだ、と思ってしまうシーンもあって

一応、殺す相手への敬意や暗黙の了解が存在するのだなと思いました。

(現代人にはきっと理解できないでしょう)

 

 

 

もう一つ気になった点として

河了貂(かりょうてん)というキャラクターをあげました。

彼女は主人公たちと戦争の協力者である山の民を結び付ける役割を果たす

準主要キャラです。

 

彼女は特別な能力を持っているわけではないのですが

主人公たちとともに戦場に乗り込み戦います。

装備はフクロウのような鎧と吹き矢だけ。

 

ネタバレになりますが

主人公たちの軍が勝利し、一堂に会するシーンがあるのですが

ほとんどのキャラクターは血だらけの剣を持ち傷だらけであるにもかかわらず

河了貂はほぼ無傷でかわいい顔しているんですよ。

(ちなみに河了貂役は橋本環奈ちゃん)

 

運がよかったという言葉で片付けられるとは思いませんが、

箸休めのためのキャラクターということなんでしょうか。

 

 

総評としては

ストーリーが面白いというより、アクションシーンや世界観などの再現度の高さを楽しむ映画なんだろうな

と思いました。

見て損することはないと思います。